
皇宮警察幹部がコロナ感染 両陛下や皇族と接触なし
皇宮警察本部は11日、50代の幹部護衛官の男性が新型コロナウイルスに感染したと発表した。護衛官は天皇、皇后両陛下や皇族らとは長期間接触しておらず、ほかに症状を訴える職員もいない。
皇宮警察本部によると、護衛官は京都市の京都護衛署から、両陛下らの住まいがある赤坂御用地の警備を担う赤坂護衛署に3月31日付で異動になった。同月28日に赤坂御用地に立ち寄り、翌29日に発熱の症状が出た。その後は自宅で療養を続け、4月9日に医療機関で検査を受けた。
護衛官は発症前の2週間に海外渡航しておらず、感染経路は分かっていない。皇宮警察本部は関係先の消毒を済ませた。
(共同通信)