
伊客船、チャーター機で帰国調整 陰性者の乗員一部
長崎市に停泊するイタリア籍クルーズ船「コスタアトランチカ」の乗員に新型コロナウイルス感染が拡大した問題で、運航会社「コスタクルーズ」の日本支社は26日、陰性が確認された外国籍の乗員の一部を、チャーター機で帰国させる方向で調整を始めたことを明らかにした。
同支社によると、乗員の国籍はアジアを中心に30カ国以上で、日本人1人も含まれる。乗客はいない。チャーター機による帰国の対象は、多くを占めるフィリピンなどを想定している。チャーター機が飛ばない国については、民間機での帰国を検討する。
入院の必要がない軽症者らは船内にとどまり、経過を観察する。
(共同通信)