
外房線、脱線現場近くに置き石か 事故前の先月にも

千葉県鴨川市のJR外房線で普通電車の先頭車両が脱線した事故で、現場近くのレール上に石を粉砕したような痕が複数あったことが13日、捜査関係者への取材で分かった。県警は置き石の可能性もあるとみて、往来危険容疑で調べている。
捜査関係者によると、現場から約200メートル手前にある踏切内のレール上に複数の痕があり、その先に脱線が始まった傷があった。
この踏切では、事故前の4月21日午後2時ごろと同3時15分ごろ、通過した車両の運転士がそれぞれ異常を感じ、安全確認のため急停車していた。
(共同通信)