
ドゴールの対独反撃から80年 仏大統領、英雄の抵抗精神を称賛

【パリ共同】第2次大戦のフランスの英雄ドゴール将軍(1890~1970年)が1940年に国内へ侵攻したドイツ軍に反撃した戦いから80年となる17日、戦地となった北部モンコルネ近くで記念式典が行われた。国内外で新型コロナとの闘いが続く中、マクロン大統領はドゴールの「抵抗精神」を称賛した。
今年はドゴールが40年6月18日に亡命先のロンドンからナチス・ドイツへの徹底抗戦を呼び掛けた演説から80年を迎えるほか、生誕130年、死去50年でもある「ドゴールの年」。マクロン政権はドゴールの指導力にあやかり、今回をはじめとした記念行事を通じ、国民結集を訴える考えだ。
(共同通信)