国際

「核開発の父」カーン博士が死去 パキスタン、闇市場を構築

 2009年8月、パキスタンの首都イスラマバードの自宅で手を振るアブドルカディル・カーン博士(ロイター=共同)

 【イスラマバード共同】パキスタンのメディアによると、世界規模の核技術・関連部品売買の秘密ネットワーク「核の闇市場」を構築し、核不拡散体制に深刻な脅威をもたらした同国のアブドルカディル・カーン博士(85)が10日、肺疾患のため病院で死去した。

 パキスタンの核開発の中心的存在。1998年にはイスラム圏で初の核実験成功に導き、同国の「核開発の父」と呼ばれた。2004年2月、核の闇市場を通じて北朝鮮やイラン、リビアに核技術を供与したことを国営テレビで告白、謝罪した。

 外出には事前届が必要とされるなど、首都イスラマバードの自宅で当局による監視が晩年まで続いた。


(共同通信)









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