
自民・武部氏、優位保ち勝利確実 北海道12区、野党共闘なく

北海道12区では、自民党前職の武部新氏(51)が、立憲民主党新人の川原田英世氏(38)と共産党新人の菅原誠氏(48)を破り、4選を確実にした。武部氏は小泉純一郎元首相当時に自民党幹事長を務め「偉大なるイエスマン」と呼ばれた勤氏(80)の長男。道12区は野党共闘が成立せず、武部氏が終始優位に選挙戦を展開した。
北見市の事務所では午後8時ごろ、テレビで当選確実が報じられると、拍手と歓声が上がった。武部氏は支援者らを前に笑顔で万歳。「責任重大。うれしい気持ちでいっぱいだが、気を引き締めたい」と述べた。
武部氏は父の地盤を引き継いで12年の衆院選で初当選した。
(共同通信)