くらし

地蔵目指して高台へ、避難訓練 和歌山、安政南海地震の伝承

 和歌山県海南市の地元自治会が実施した避難訓練で「呼び上げ地蔵」を目指す人たち=5日夜

 江戸時代の安政南海地震(1854年)で津波が押し寄せた際、地蔵が人々を高台へ導いたとの伝承がある和歌山県海南市で5日夜、防災意識を高めようと地元自治会が避難訓練を実施した。

 2018年から毎年行われ今年で4回目。自治会役員ら約10人が参加し、海抜7メートルの地点から約250メートル離れた海抜20メートルの地蔵がある地点まで、避難経路を点検しながら簡易担架を積んだリヤカーを引き歩いた。

 地蔵は1772年ごろ、熊野古道を訪れる人々の道標として同市の汐見峠に作られた。地元では「呼び上げ地蔵」と呼ばれている。


(共同通信)









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