
3種類のバス、自動で隊列走行 JR西とソフトバンクが実証実験

JR西日本とソフトバンクは17日、自動運転で隊列走行する新たなバス高速輸送システム(BRT)の実証実験を報道陣に初公開した。滋賀県野洲市のJR西の専用コースで、3種類のバスが車両位置などの情報をやりとりしながら間隔を保って自動走行した。利用者数に応じてバスの種類や隊列は柔軟に組み替え可能で、2020年代半ばの実用化を目指す。
この日は、連節、大型、小型の3種類のバスが縦に並んで走った。専用コースの総延長は約1・1キロ。10~20メートルの車間を保ったまま緩やかにカーブを曲がり、直線では時速25キロ程度まで加速した。発進や停止時も大きな揺れはなかった。
(共同通信)