政治

山梨県知事に長崎氏が再選 自民分裂、組織固め制す

 山梨県知事選で再選を確実にし、万歳する長崎幸太郎氏(右から2人目)=22日夜、山梨県昭和町

 任期満了に伴う山梨県知事選は22日投開票の結果、自民、公明両党推薦の現職長崎幸太郎氏(54)が、自民を離党した元県議志村直毅氏(53)ら新人2人を破り、再選を果たした。自民分裂の様相も帯びた中、長崎氏が組織固めを着実に進めた。投票率は52・29%で、2019年知事選を5・64ポイント下回った。

 結果は4月の統一地方選や衆院補欠選挙を巡る与野党戦略に影響しそうだ。共産、れいわ新選組、社民各党支持の元笛吹市長の新人倉嶋清次氏(74)は届かなかった。

 長崎氏は22日夜、支援者を前に「県が豊かになる道を進むべきだとの有権者の選択が勝利につながった」と述べた。


(共同通信)










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