関西エアポートが25日発表した2022年の関西空港の運営概況(速報値)によると、国際線と国内線を合わせた総旅客数は前年比2・6倍の794万人となった。新型コロナウイルス流行に伴う移動制限が徐々に緩和され、需要が着実に回復した。特に22年10月の水際対策の大幅緩和以降は、国際線の急激な増加が続いている。
国際線は9・1倍の235万人と大幅に戻った。ただ、新型コロナ拡大前の19年比では1割程度の水準にとどまった。国内線は2・0倍の559万人だった。
大阪(伊丹)空港の22年の旅客数は70%増の1153万人、神戸空港は66%増の270万人と、いずれも回復した。
(共同通信)