米GDP改定値2・7%増 22年10~12月期、下方修正


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
 買い物袋を持って歩く人=2022年11月25日、米ニューヨーク(AP=共同)

 【ワシントン共同】米商務省が23日発表した2022年10~12月期の実質国内総生産(GDP、季節調整済み)改定値は、年率換算で前期比2・7%増となり、速報値の2・9%増から下方修正した。プラス成長は2四半期連続。

 物価高騰や米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げが続く中でも、米国の底堅い経済成長が目立つ。ただ、先行きの懸念材料は多く、景気後退の恐れは根強い。

 22年は4~6月期までが2四半期連続のマイナス成長で、7~9月期からはプラス成長が続く。