レッカー車頼み法外請求 損保各社、注意呼びかけ


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 自動車が事故や故障で走行不能になり、インターネットで検索した業者にレッカー車でのけん引を頼んだところ、法外な料金を請求されるトラブルが相次いでいる。相場の数倍の料金の支払いを強要されたケースもある。損害保険各社は自動車保険の契約者に「まずは保険会社に連絡を」と注意を呼びかけている。

 ある損保会社に入った報告では、タイヤがパンクして動けなくなったドライバーは、現場に到着したレッカー業者に10万円の前金を請求された。不審に思って断ると、5万円のキャンセル料を支払わされた。10キロ離れた自動車整備工場に運んでもらっただけで15万円を請求され、「現金が足りないので払えない」と言うと、ATMまで連れて行かれた例もあった。

 損保業界関係者によると、レッカー移動の料金は距離や時間帯などで異なるが、平均2万3千円程度。悪質な業者は検索結果のリストの上位に表示されることが多く、「安価、即時出動可能」などと宣伝。新型コロナウイルス禍がやや落ち着き、自動車の交通量が増えた昨年夏ごろから被害が目立ち始めた。