そごう西武、売却再延期へ セブン、最終調整で難航


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 そごう・西武の主力店、西武池袋本店=2022年6月、東京都豊島区

 セブン&アイ・ホールディングスが、傘下の百貨店そごう・西武の米投資ファンドへの売却時期を4月以降に再延期する方向で検討していることが29日、関係者への取材で分かった。1月下旬に売却時期を「2月1日」から「3月中」に延期したが、その後も売却の鍵を握る主力店を巡って調整が難航していた。

 セブン&アイは昨年、全国で10店舗を展開するそごう・西武の売却先探しを本格化。同年11月、米フォートレス・インベストメント・グループへの売却を決定した。フォートレスは、家電量販店大手のヨドバシホールディングスと連携し、そごう・西武の再建を進める計画。