ロシアの核威嚇を非難「卑劣だ」 NATOアルバニアのラマ首相


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 インタビューに応じるアルバニアのラマ首相(共同)

 【ティラナ共同】北大西洋条約機構(NATO)加盟国アルバニアのラマ首相は1日までに、首都ティラナで共同通信の単独インタビューに応じ、ロシアのウクライナに対する核威嚇について「卑劣だ」と非難した。ロシアによる欧州最大のウクライナ南部ザポロジエ原発の占拠を巡っても「臆病な弱さ」の表れで「狂気」だと糾弾した。

 ロシアのプーチン大統領は3月25日放映の国営テレビのインタビューで、同盟国ベラルーシへの戦術核兵器配備を決めたと明らかにした。ラマ氏は「正気では核兵器使用のための目標も理由も正当化(の方法)も見つからない。弱さの表れだ」と切り捨てた。