スイスが冬季五輪招致検討 開催年限定せず、条件確認


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 スイス・ローザンヌのIOC本部=2020年3月(ロイター=共同)

 【ジュネーブ共同】スイス・オリンピック委員会は2日までに、開催年を限定せずに将来の冬季五輪・パラリンピックの招致を検討すると発表した。3月30日の理事会で決定し、国際オリンピック委員会(IOC)に「継続的な対話」を要請する。今後は招致への条件が整っているかどうかを確認していく。

 札幌市が2030年大会の開催を目指す冬季五輪を巡って、IOCのデュビ五輪統括部長が3月29日に招致に興味を示す候補地が増えたと明らかにしていた。

 スイスではシオンが26年冬季五輪の招致を目指したが、住民投票で否決されて撤退を余儀なくされた。