
尾瀬で山開き式典、群馬・片品 コロナで4年ぶり通常開催

群馬、福島、栃木、新潟の4県にまたがる尾瀬国立公園の山開き式典が23日、入山口のある群馬県片品村の施設で開かれた。新型コロナウイルス感染拡大の影響で2020~22年は規模を縮小しており、4年ぶりの通常開催。
片品村はあいにくの雨。式典で梅沢志洋村長は「尾瀬は雨があって素晴らしい湿原がある。恵みの雨だ。多くの人に訪れてもらい、安全で快適な尾瀬を楽しんでもらいたい」とあいさつした。福島県檜枝岐村、新潟県魚沼市の関係者ら約60人が参加した。
片品村によると、尾瀬の象徴とも言えるミズバショウの花は既に見頃を迎えており、5月末ごろまで楽しめそうだという。
(共同通信)