XRバス、福井が来年夏に導入へ 車窓に恐竜や戦国時代の映像


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 JR西日本が来夏に福井県で導入を予定しているXRバスのイメージ画像(JR西日本提供)

 福井県とJR西日本は6日、北陸新幹線金沢―敦賀開業後の来年夏、勝山市の恐竜博物館など県内の観光地を周遊する「XRバス」を導入すると発表した。拡張現実(AR)と仮想現実(VR)の技術を活用し、車窓に観光地にまつわる映像を映し出す。JR西によると、車窓に映像を映し出す方式のXRバスは2022年に東京で導入されたのに続き2例目。

 XRはクロスリアリティーの略称で、ARやVRといった技術の総称とされる。JR福井駅を拠点に恐竜博物館のほか、一乗谷朝倉氏遺跡博物館(福井市)など主要な観光地を結ぶルートを複数運行する予定。2台導入し、恐竜や戦国時代の景観を映し出すことを検討している。