インド中央銀行、金利据え置き インフレ鈍化で


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 【ニューデリー共同】インド準備銀行(中央銀行)は8日、金融政策決定会合で主要政策金利を6・5%に維持することを決めた。据え置きは2会合連続。インフレが鈍化していることが理由としている。

 燃料と食料価格の高騰に対応するため、インド準備銀は昨年5月から6会合連続で利上げしていた。米シリコンバレー銀行などが経営破綻し、金融不安や景気後退への懸念が高まったことを踏まえ、4月の前回会合で利上げを停止した。

 インドの2022年度の実質国内総生産(GDP、速報値)は前年度比7・2%増で、堅調に推移している。