霧島の故郷、モンゴルで祭典 大関昇進祝いで「横綱目指す」


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 故郷モンゴルのドルノド県の移動式住居ゲルで、地元の人らに大関昇進を祝われる霧島(右から3人目)=9日(共同)

 【ドルノド共同】大相撲で新大関に昇進した霧島が9日、故郷モンゴルのドルノド県で開かれた祭典「ナーダム」に参加した。地元が生んだヒーローを一目見ようと、家族や友人以外にも大勢の住民が集まり、モンゴルを代表する競馬などのスポーツを通じて交流を深めた。霧島は「大関になって、皆さんとお祝いができてうれしい。横綱を目指し稽古に励みます」とあいさつした。

 ナーダムは毎年7月に開催されるモンゴルの全国的なスポーツの祭典だが、この日は霧島の昇進祝いのため故郷で特別に催された。遊牧民の移動式住居ゲルには、伝統衣装を着た参加者が集まり、羊肉やギョーザなど地元料理を囲んで霧島との会話を楽しんだ。