島根のシロイルカ死ぬ 「バブルリング」で人気


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 死んだシロイルカの「ケーリャ」(しまね海洋館アクアス提供)

 島根県浜田市の水族館「県立しまね海洋館アクアス」は9日、雄のシロイルカ「ケーリャ」が8日に死んだと発表した。リング状の泡を吐き出す芸「バブルリング」で人気を博した。推定年齢は25~27歳。シロイルカの寿命は30~40年とされる。

 7日、観客を前にバブルリングを出すパフォーマンスを見せたが、翌8日にプールの中で浮かんでいるのが見つかり、死んでいるのが確認された。昨年11月に微熱が出てから食べる餌の量が減っていた。

 開館前年の1999年にロシアからやってきた。その後、テレビCMでバブルリングを披露して注目された。