宮崎監督、10年ぶり長編公開 「君たちはどう生きるか」


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 映画「君たちはどう生きるか」が上演される映画館に並ぶ人たち=14日午前、東京都新宿区

 宮崎駿監督の10年ぶりの長編アニメ映画「君たちはどう生きるか」が14日、公開された。昨年末に鳥のような絵のポスターだけが発表されて以降、事前の宣伝などがほとんどないままの封切りで、かえってファンの間で注目が高まっていた。

 舞台は戦時中の日本で、火災で母を失った少年が主人公。父親の再婚相手となる女性が行方不明となって捜す中、アオサギの案内で不思議な世界に迷い込む。声優として俳優の山時聡真さんや菅田将暉さん、木村拓哉さん、歌手あいみょんさんらが出演した。主題歌は米津玄師さんの「地球儀」。

 映画のタイトルは宮崎監督が感銘を受けた吉野源三郎の同名小説から取ったが、内容は異なり、海外の児童書から刺激も受けたとされる。上映時間は124分。

 東京都新宿区の映画館入り口では、開場前から数十人が列を作った。東京都在住の映画監督かまだともゆきさんは「誰よりも早く見たい」と仕事前に駆け付けたと言い、「一人の映画監督の最後となるかもしれない作品を見届け、童心に返って楽しみたい」と話した。