日米、中国ロシアと鋭く対立 ASEAN関連閣僚会議


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 14日、インドネシアの首都ジャカルタで開かれたASEAN地域フォーラム(ARF)閣僚会議(ロイター=共同)

 【ジャカルタ共同】東南アジア諸国連合(ASEAN)と日米中ロ、北朝鮮など計27カ国・機構が参加するASEAN地域フォーラム(ARF)閣僚会議などが14日、インドネシアの首都ジャカルタで開かれた。外交筋によると、日米と中ロがウクライナ侵攻などを巡り鋭く対立。原発処理水の海洋放出を巡って中国は日本を非難したが、ASEAN各国は処理水問題に言及せず、中国への同調は広がらなかったもようだ。

 11日に始まった一連のASEAN関連会合は閉幕した。

 ブリンケン米国務長官はARFで、ウクライナの主権と領土の一体性に支持を表明し「侵略」したロシアを非難。これに対しロシアのラブロフ外相は西側の武器供与で争いが激化したとし、責任は西側諸国にあると主張、論戦となった。

 中国外交担当トップの王毅共産党政治局員は、東京電力福島第1原発処理水を「核汚染水」として海洋放出を非難しており、外交筋によると中国は、ARF議長声明に放出反対の立場を盛り込むよう各国に提案した。