記録的猛暑、世界を襲う 6月に40度超、森林火災も


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 米西部カリフォルニア州デスバレーに立てられた、異常な高温への注意喚起をする看板=11日(AP=共同)

 世界各地を記録的な猛暑が襲っている。中国・北京では6月に最高気温が40度を超え、冷涼なロシア・シベリアでは森林火災が拡大。欧米も熱波に見舞われている。今年は南米ペルー沖の海面水温が高くなる「エルニーニョ現象」が発生しており、世界全体の気温はさらに上昇するとの観測も出ている。

 7月初旬、スマートフォンに北京市の気象当局からメッセージが届いた。「赤色警報。熱中症対策をしっかりして、高温時は屋外の作業をやめてください」。中国ではその日の気温の予測に応じ、警戒レベルを3段階に区分。6月下旬以降、最高気温が40度以上と最も深刻な「赤色」警報が相次いで出された。

 中国気象局は、6月の全国平均気温が1961年以来、2番目に高かったと公表。北京市では6月22日に最高気温が41・8度に達した。市内のタクシー運転手は「外が暑すぎて、エアコンの効き目がない」とぼやいた。

 米国では西部や南部の広い範囲で熱波に見舞われ、AP通信によるとアリゾナ州フェニックスでは15日までに16日連続で43度を超えた。