黒海穀物合意、期限切れ迫る 不満のロシア、一時離脱に言及


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
 4者合意に基づいて穀物を運ぶ船=15日、トルコ・ボスポラス海峡(ロイター=共同)

 ロシアが侵攻を続けるウクライナからの黒海を通じた穀物輸出を実現している両国とトルコ、国連の4者合意が17日に期限切れとなる。ロシアのプーチン大統領は合意の一部として国連が約束したロシア産穀物や肥料の輸出正常化が実現していないとして合意から一時離脱する可能性に言及し、合意が延長されなければウクライナ産穀物輸出が中断する恐れがある。

 ウクライナは世界有数の穀物輸出国。黒海からの積み出しが止まれば小麦などの国際価格が再び高騰し、同国産への依存度が高い中東やアフリカ諸国で食料危機の懸念が再燃しかねない。

 タス通信によると、トルコのユルマズ副大統領は16日、合意延長に向け努力を続けると述べた。