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<再ブレーク盤> w-inds.『INVISIBLE』 トレンディな洋楽の旨みが凝縮

 w-inds.『INVISIBLE』

 通算12作目のオリジナル。アジア圏での活躍が際立つ彼らだが、本国のリスナーが食わず嫌いでいるのは余りに勿体ない。

 ボーカル橘慶太の詞曲によるシングル『We Don't Need To Talk Anymore』(←歌の上手さで忘れがちだが実は歌詞が意味深)のサビが超高音ファルセットのみで呆然とするが、アルバムの全13曲を聴くと、それも自然に聴ける。

 トロピカルな『Complicated』や、極上のR&B『CAMOUFLAGE』、そして極端に演奏音の少ない『Separate Way』など、トレンディな洋楽の旨みが凝縮されていて最新オムニバスCDのようだ。それでいて、日本語も含まれている分、より障壁なく入れそう。

 また、緒方龍一のキレの良い日本語ラップや、千葉涼平の甘いボーカルをメインとした楽曲が収録されている事も、洋楽にはない彼ららしさを決定づける魅力だろう。

 まさにタイトル通り、型にはまらない唯一無二の傑作。本作を聴けば、より多くの音楽や、より多くの考え方を受容するようになるはず。

(ポニーキャニオン・2778円+税)=臼井孝

INVISIBLE 通常盤
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(共同通信)