くらし

140年前の日本船模型を展示へ ウィーンの世界博物館が修復

 世界博物館で大部分の修復を終えた日本船の模型とナラ・ブロックマンさん(右)ら=4月24日、ウィーン(共同)

 【ウィーン共同】ウィーンのハプスブルク家の王宮内にある世界博物館(旧民族学博物館)で、明治政府が1873年のウィーン万博に出品した弁才船(通称千石船)の模型が16日までに見つかった。大部分の修復が終わり、博物館は10月の再オープンに合わせ新たに設置する日本展示室で公開する。

 この模型は72年の制作で全長175センチ、幅107センチ、高さ154センチ。木製で金具も使い、布製の帆や金属製のいかりもある精巧な作り。船首側面の一部や船倉部分の板などが欠けているが、ほぼ完全な形で残っている。

 明治政府が東京の浅草仲見世にあった高級玩具店「武蔵屋」に制作を依頼した。


(共同通信)