右利き左利き、経験が決定 富山大など熱帯魚で解明

 口が右に曲がっている左利きと口が左に曲がっている右利きのペリソダス・ミクロレピス(竹内勇一助教提供)

 右利きか左利きかは、生まれ持った体の左右差と経験で決まる―。富山大の竹内勇一助教と名古屋大の小田洋一名誉教授の研究チームが21日、熱帯魚を使った実験で「利き手」が決まる仕組みの一端を解明したと英科学誌に発表した。

 実験では、他の魚のうろこを食べる熱帯魚「ペリソダス・ミクロレピス」を使った。生まれつき口が右か左かに曲がっており、どちらから獲物を狙った方がうろこを食べやすいかは個体ごとに異なる。

 うろこを食べ始めた直後の幼魚は、魚の左右両方を襲うが、徐々に学習が進み、口が右に曲がる熱帯魚は魚の左側を、左に曲がる魚は右側を多く狙うようになると実験で確認した。


(共同通信)