くらし

和歌山・かつらぎ町、串柿が最盛 山里染める玉すだれ

 串柿作りが最盛期を迎えた和歌山県かつらぎ町四郷地区で、幾重にもつるされた柿の玉すだれ=13日

 日本一の串柿の産地として知られる和歌山県かつらぎ町四郷地区で、串柿作りが最盛期を迎えた。農家の軒先に、柿の玉すだれが幾重にもつるされ、山里をあかね色に染めている。

 四郷地区の串柿作りは400年以上の伝統を誇る。約70軒の農家が、皮をむいた小ぶりな柿を長さ約50センチの竹串に10個ずつ通し、干し場につるし乾燥させている。

 10個の串柿には、語呂合わせで「いつもニコニコ(2個2個)仲むつ(6個)まじく」と家族の和や幸せを願う思いが込められている。12月中旬に出荷し、正月の縁起物として鏡餅やダイダイと一緒に床の間に飾られる。


(共同通信)