社会

岩手・大槌町旧庁舎、当面保存を 市民団体が結成集会

 岩手県大槌町の旧役場庁舎前で開かれた集会=10日午後

 東日本大震災の津波で、町長ら職員40人が犠牲となった岩手県大槌町の旧役場庁舎を、当面の間保存するよう求める市民団体が10日、旧庁舎前で結成集会を開いた。平野公三町長(61)は「見るのがつらい人もいる」として解体方針を打ち出しており、団体は週明けに、町長と町議会に請願書を提出する。

 集会には、2013年に旧庁舎の一部保存を決めた、碇川豊前町長(66)ら約100人が参加、震災発生の午後2時46分には黙とうした。

 昨年まで身元不明遺骨を保管してきた、吉祥寺の高橋英悟住職(45)が代表に就き、「後の世代のために一度立ち止まって考えよう」とあいさつした。


(共同通信)