くらし

村民継承の伝統歌舞伎を上演 福島・檜枝岐で

 ライトアップされた神社の境内にある舞台で上演された「檜枝岐歌舞伎」=12日夜、福島県檜枝岐村

 尾瀬の玄関口にある福島県檜枝岐村で12日夜、村民の間で270年以上継承されている伝統芸能「檜枝岐歌舞伎」が上演された。神社の境内にある舞台はライトアップされ、観客らは風情ある歌舞伎に見入った。

 演目は、南北朝時代の武将新田義興が計略により戦場で自害したとの知らせを受け、混乱し悲嘆に暮れる一家の物語。全国各地で行われている歌舞伎で、この演目が上演されるのは珍しいという。役者と裏方約30人は村民で、2月から開始した練習の成果を披露した。

 檜枝岐歌舞伎は伊勢参りに出た村民が、道中で見た歌舞伎を見よう見まねで伝えたのが始まりとされる。


(共同通信)