社会

北海道、土砂崩れ6秒で住宅到達 専門家「避難は不可能」

 北海道厚真町吉野地区で起きた土砂崩れ

 北海道の地震で最大震度7を観測した厚真町の吉野地区で発生し、19人が死亡した土砂崩れは、発生から6秒ほどで、住宅がある麓に到達した可能性があることが2日までに現地を調査した京大防災研究所の竹林洋史准教授(河川工学)への取材で分かった。地震の揺れが収まる前に家屋を押しつぶしたとみられ、竹林准教授は「斜面に近い場所では避難はほぼ不可能だったはずだ」としている。

 竹林准教授は9月10日に、吉野地区と土砂崩れで2人が死亡した同町高丘地区を調査。地形データや傾斜角度、水分含有量などから、土砂が崩落した様子をコンピューターでシミュレーションした。


(共同通信)