社会

在来線で不審者対応訓練、名古屋 JR東海、新幹線殺傷受け

 東海道線の停車中の電車で行われた訓練で、刃物を取り出す不審者役とかばんで身を守る乗務員=2日午後、名古屋市

 JR東海は2日、走行中の東海道線の電車内で刃物を持った不審者が他の乗客を切り付けたと想定した訓練を、名古屋市熱田区の熱田駅で実施した。東海道新幹線の車内で6月に起きた殺傷事件を受け、在来線でも乗務員の対応力の向上を図った。愛知県警の警察官や市消防局の職員も含め約60人が参加した。

 訓練は停車中の電車で行われた。不審者役が刃物を取り出すと車内はパニックに。乗務員がかばんで自分の身を守りながら落ち着かせ、負傷客役を別の車両に避難誘導した。次の駅で駆け付けた警察官が不審者を確保し、救急隊員が負傷客や体調不良を訴えた客を救助する手順も確認した。


(共同通信)