経済

停電復旧に2時間半遅れ、北海道 緊急措置の改善を

 北海道地震による全国初の全域停電を検証する第三者委員会=9日午後、東京都江東区

 北海道地震の全域停電を検証する第三者委員会は9日、第2回会合を東京都内で開いた。北海道電力の復旧作業は変圧器トラブルで2時間半の遅れがあったことが判明した。委員会は全域停電の再発防止策として、大規模発電所の停止を想定した緊急措置の拡充を提案。1カ所の発電所に電力供給の約半分を依存した地震前の体制に対しては「問題ない」との認識を示した。

 また変圧器トラブルは設備の特性から予見しにくく遅れも限定的だったとし、復旧作業は全体として「適切だった」と評価した。

 委員会は全国初の全域停電の検証と再発防止策をまとめるため、電力広域的運営推進機関(広域機関)に設置した。


(共同通信)