経済

高額新薬、保険適用から除外も 75歳以上も医療費2割負担案

 財務省は9日、財政制度等審議会の分科会で中期的な社会保障改革案を示し、新たに登場した高額医薬品は経済性に応じて公的医療保険制度の適用外にすることも検討するよう提案した。保険料や公費の抑制につながる一方、患者負担が増す可能性がある。75歳以上の後期高齢者が受診時に払う医療費の割合を原則1割から2割に高めることや、介護サービスの負担増も改めて打ち出した。

 安倍政権は高齢者雇用拡大や健康寿命の延伸を社会保障改革の軸に据え、給付削減の議論は先送りする意向。だが財務省は痛みを伴う施策も必要だとみて、政府が年末に更新する歳出改革工程表に盛り込みたい考えだ。


(共同通信)