社会

平和監視時計を核実験でリセット 広島市長ら米大統領へ抗議文

 米国の臨界前核実験を受け「地球平和監視時計」の最後の核実験からの日数を「302」に戻す志賀賢治館長=11日午後、広島市の原爆資料館

 トランプ米政権下初の臨界前核実験を受け、広島市の原爆資料館は11日、地球上で最後に核実験が行われた日からの日数を表示している「地球平和監視時計」の数字をリセットした。広島市の松井一実市長と広島県の湯崎英彦知事は同日、それぞれトランプ大統領宛てに抗議文を送った。

 実験が行われたのは昨年12月13日と判明したため、同9月に行われた北朝鮮による6回目の核実験以来の日数「403」を示していた時計の表示は「302」まで戻った。資料館によると、リセットは2001年8月6日に時計を設置してから25回目。

 時計を操作した志賀賢治館長は「今回こそ最後にしたい」と憤った。


(共同通信)