くらし

神農像、大阪に150年ぶり戻る 芦屋から薬の町・道修町に

 兵庫県芦屋市の薬店で見つかり、少彦名神社に寄贈された神農像=23日午後、大阪市中央区道修町

 薬の町として知られる大阪市中央区の道修町にあり、「神農さん」と親しまれている少彦名神社で、約150年前に行方が分からなくなった神農像が兵庫県芦屋市の薬店で見つかり、同神社に寄贈される還御祭が23日、開かれた。大阪の製薬業界の幹部ら約30人が参加した。

 神社によると、中国の医薬の神様である神農像は、道修町の当時の薬卸業界である「薬種中買仲間」の事務所で祭られていたが、明治維新の直前、仏具店に修理に出された。維新の際の神仏分離の影響で引き取れなくなり、1868年ごろ行方不明に。実際には1933年からは芦屋市の薬店「聖樹薬品」が保管していた。


(共同通信)