社会

原爆の子の折り鶴、福岡に 「思いやる心、思い起こして」

 佐々木禎子さんが生前に病床で作った折り鶴を手にする兄の雅弘さん=25日午後、福岡県筑前町

 広島市の平和記念公園内にある「原爆の子の像」のモデルとなった佐々木禎子さんが生前に病床で作った折り鶴1羽が、命日の25日、福岡県筑前町の町立大刀洗平和記念館に寄贈された。

 禎子さんの兄でNPO法人「SADAKO LEGACY」(東京)の理事長を務める雅弘さん(77)=福岡県那珂川市=は贈呈式で「ここで鶴を見た時に禎子が大事にしてきた、相手を思いやる心を思い起こしてください」と述べた。禎子さんのおいの祐滋さん(48)=東京都中野区=は、禎子さんが闘病中に口にしなかった思いを想像して作詞作曲した歌を披露した。


(共同通信)