くらし

砂防ダムのイノシシ救出、北九州 静観の構え一転、2週間ぶりに

 箱わなに近づく2頭のイノシシ=26日、北九州市

 北九州市門司区の砂防ダムに約2週間前、2頭のイノシシが転落して脱出できない状態になり、福岡県と市が27日までに箱わなで捕獲し、それぞれ山に返した。当初は鳥獣保護法に基づき静観の構えだったが「かわいそうだ」との声が高まったため「救出作戦」を進めていた。

 市によると、砂防ダムは高さ約6メートルの壁に囲まれ、今月12日に2頭が落ち込んでいるのを住民が見つけた。鳥獣保護法の考えでは、イノシシなどの野生動物がアクシデントに見舞われても原則手出しができず、当初は見守ることを決めた。しかし、市に「助けてあげて」などと全国から数百件の電話やメールが寄せられた。


(共同通信)