大気汚染、子供60万人が死亡 16年、アジア・アフリカで深刻

 【ジュネーブ共同】世界保健機関(WHO)は29日、大気汚染を原因とする呼吸器疾患で死亡した15歳未満の子供が2016年に推計60万人に上ったとする報告書を発表した。人口が急増するアジア・アフリカ地域では微小粒子状物質「PM2・5」などによる大気汚染が深刻化しており、報告書は「子供の健康被害を防ぐために、化石燃料への依存脱却など早急な対策が必要だ」と指摘した。

 報告書によると、15歳未満の子供の93%は、PM2・5がWHO基準を超える場所で生活。低・中所得国では5歳未満の98%が汚染下にある一方、高所得国では52%にとどまった。


(共同通信)