経済

シャープが売上高下方修正 優先株まず850億円取得

 記者会見するシャープの野村勝明副社長=30日午後、東京都内

 シャープは30日、2019年3月期連結決算の売上高予想を下方修正し、従来見通しより2千億円減の2兆6900億円に引き下げると発表した。中国で液晶テレビの販売が減少したことや、台風による物流の混乱で液晶パネルの出荷やスマートフォンの部品調達に遅れが出たことが響いた。

 一方、純利益の予想はコスト削減が進んだとして100億円増の900億円に上方修正した。前期比では増収増益を確保、台湾・鴻海精密工業の傘下で業績の改善が続く見通しだ。堅調な収益状況を受け、金融機関が保有する優先株20万株のうち9万2千株を19年1月に約850億円で手元資金で買い取ることも発表した。


(共同通信)