社会

朝鮮学校の卒業生側、二審も敗訴 無償化訴訟

 朝鮮学校無償化訴訟の控訴審判決で、「不当判決」などの垂れ幕を掲げる原告側の関係者=30日午後、東京高裁前

 朝鮮学校を高校無償化の対象から外したのは違法だとして、東京朝鮮中高級学校高級部の卒業生61人が国に計610万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁は30日、請求を退けた一審判決を支持し、原告の控訴を棄却した。卒業生側は最高裁に上告する方針。

 阿部潤裁判長は、朝鮮学校の資金が在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)に流れている疑いが報じられていると指摘。「就学支援金が授業料に充てられる確証が得られないとして対象から外した文部科学相の判断に裁量権の逸脱はない」と結論づけた。

 同種の訴訟は全国5カ所の裁判所に起こされている。


(共同通信)