社会

手話通訳にAI活用、札幌 産学官連携、システム開発

 AIを活用した手話通訳を実演する開発報告会の参加者=31日午後、札幌市 

 札幌市の産学官組織「札幌AIラボ」は31日、人工知能(AI)が手話の動作を認識し、モニター上の文章に変換するシステムの開発報告会を同市で開いた。耳の不自由な人が薬局で商品を買う場面を想定して試作機を開発。将来的に製品化し、銀行や店舗の窓口などでの活用を目指す。

 報告会では、客役と薬剤師役の2人が試作機を挟み、使用方法を実演。客役がカメラに向かって頭痛を示す手話をすると、AIが動作を解析し、薬剤師側のモニターに「頭の全体が痛いです」との文章が表示された。

 北海道大や日本ユニシス(東京)などが連携し、昨年12月から開発に着手した。


(共同通信)