社会

JR東海、リニア静岡工区を公開 川流量減少問題で未着工

 リニア中央新幹線の南アルプストンネル静岡工区で公開された、非常口の工事予定地=31日午後、静岡市

 JR東海は31日、リニア中央新幹線の南アルプストンネル静岡工区(静岡市葵区)で、非常口の工事予定地などを報道陣に公開した。大井川の流量減少対策で静岡県と同社は意見がまとまっておらず、南アトンネル工事は同工区のみ未着工となっている。

 現場はJR静岡駅から約60キロ北の山中で、非常口や工事車両用トンネルの予定地は手つかずのまま。一方、周辺では作業員用宿舎の整備が9月に始まっており、仮囲いが施され、重機が土を掘り起こしていた。

 工事で発生する土の置き場も公開され、同社静岡工事事務所の田中雅裕所長は「時期がくれば本体工事に少しでも早く着工したい」と話した。


(共同通信)