社会

視野障害で運転の男性に賠償命令 交通死亡事故で旭川地裁

 北海道旭川市で2015年、40代の男性が自身の視野障害を認識しながら乗用車を運転し、当時59歳の女性をはねて死亡させたとして、遺族が男性に約2900万円の損害賠償を求めた訴訟で、旭川地裁が男性に約2500万円の支払いを命じる判決を言い渡したことが30日、分かった。判決は29日付。

 原告側は、男性は視野狭窄の症状で視野が大きく欠けていることを自覚しており、高度な注意義務があったと主張。男性側は、安全確認を怠っただけで、障害と無関係と反論していた。

 浜岡恭平裁判官は判決理由で「男性は医師から車の運転が困難と伝えられ、視野狭窄が重度と認識していた」と指摘した。


(共同通信)