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『いつか家族に』 父と息子の絆は血の繋がりだけじゃない!

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 『1987、ある闘いの真実』などに出演し、今や韓国映画界を牽引するトップスター、ハ・ジョンウが自らメガホンをとり、主演も務めた感動作。

 舞台は1953年、朝鮮戦争直後の貧しい韓国。美しいオンナンに惹かれた主人公のサムグァンはかなり強引な方法で結婚し、聡明な長男のイルラクをはじめ3人の男の子に恵まれます。貧しいながらも幸せに暮らしていた一家でしたが、ある日、一番可愛がっていたイルラクがかつての恋敵に似ているという噂が立ったことで、家族の歯車が狂い出していく様子を描きます。父親と息子の「血の繋がり」を描いた作品はたくさんありますが、この作品で描かれている父親の苦悩は綺麗ごと一切なしの、男のプライドの問題で、目の前の子供の気持ちなんて眼中になくなってしまう感じがとてもリアルに見えました。そして、ここから先はネタバレになってしまうので言えませんが、父親と息子の絆は血の繋がりだけじゃないってこと、でも実際は辛すぎて涙が止まらなかったことだけはお伝えしておきますね。

 私はイルラクを演じているナム・ダルムの愛らしさに夢中! 昔の名子役・伊崎充則を彷彿とさせる可愛さと、聡明さを持ち合わせた彼の名演に心を奪われました。つい彼の近況を知りたくて、お母さんがやっているインスタをのぞいたらめちゃくちゃ大人になっててびっくり! この映画、3年前に公開した作品なのですが男の子の成長は早い。あっという間に素晴らしい俳優さんへと成長してくれそうです。★★★★★(森田真帆)

監督:ハ・ジョンウ

出演:ハ・ジョンウ、ハ・ジウォンほか

12月22日(土)から全国順次公開


(共同通信)








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