政治

いずも空母化、23年運用目指す 専守防衛変質も、新大綱閣議決定

 海上自衛隊横須賀基地に停泊する護衛艦「いずも」。今後、戦闘機のジェットエンジンが発する高熱に耐えられるよう甲板を厚くする=18日午後、神奈川県横須賀市

 政府は18日、新たな防衛力整備の指針「防衛計画の大綱」を閣議決定した。事実上の空母保有に向け、海上自衛隊の護衛艦「いずも」の改修に乗り出す。敵基地攻撃能力との関連が指摘される長距離巡航ミサイルの整備も進める。いずれも運用次第では「攻撃型」に転じかねず、日本の専守防衛政策は変質する可能性がある。いずもは、搭載する戦闘機の訓練期間なども踏まえ、2023年中の運用開始を目指す。

 いずもの事実上の空母化を巡って、搭載を想定するのは最新鋭ステルス機F35B。政府は艦船に常時搭載するといった運用はせず、大規模災害時の拠点など多用途に使うとして、空母とは呼称しない。


(共同通信)