経済

KYB改ざん1102物件に拡大 新手口発覚で

 記者会見で謝罪するKYBの中島康輔社長(右)ら=19日午後、東京都千代田区

 油圧機器メーカーのKYBは19日、免震・制振装置の検査データ改ざん問題で、新たな手口の不正行為が発覚し、問題に絡む物件が1102件に拡大したと発表した。従来は964件としていた。国土交通省はKYBに対し、来年1月末までに対象物件の安全性を確認するよう指示した。

 KYBは2019年3月期連結決算の業績予想を下方修正し、純損益の赤字幅は23億円から42億円に膨らむ。対象物件が増え、装置の交換費用が増えたため。20年9月としていた交換完了の時期がずれ込む可能性も出てきた。

 新たな不正では検査機器に組み込まれたプログラムを利用し、数値を改ざんしていた。


(共同通信)