芸能・文化

奈良・唐招提寺に二重ふた蔵骨器 追葬を初確認、弟子の骨か

 蔵骨器側面の銘板(元興寺文化財研究所提供)

 奈良市の唐招提寺などは21日、鎌倉時代に伽藍復興に尽力した高僧証玄(1220~92年)の蔵骨器は、ふたの中心部だけが独立して外れる二重構造を持った珍しいタイプだったと発表した。弟子とみられる、少なくとも2人分の骨が納められていることも判明、同じ蔵骨器で追葬が確認できたのは初めてという。

 唐招提寺の宗派・律宗は師と弟子の結びつきが強く、調査した元興寺文化財研究所の担当者は「師弟の関係性の強さを示すもので、このふたは追葬を想定していた可能性が高い」としている。

 容器は来年2月8日~3月14日、奈良国立博物館で展示予定。


(共同通信)