社会

関空周辺、荒天時に船舶航行禁止 海保が法規制

 海上保安庁が開いた、走錨対策の有識者検討会の会合=25日午後、東京都千代田区

 海上保安庁は25日、関西空港で9月、タンカーが連絡橋に衝突した事故を踏まえ、荒れた天候の際、関空から3カイリ(約5・5キロ)以内の船舶航行を海上交通安全法に基づき禁止する方針を決めたと明らかにした。

 これまでも海保は、同じ海域で事故防止のため、いかりを下ろして停泊しないよう呼び掛けてきたが、法的強制力はなかった。9月の事故は、付近で停泊していたタンカーで、いかりが利かない「走錨」の状態に陥り発生。海保は、法律を根拠とした航行禁止とし、衝突などを防ぐ対策を取ることにした。

 海保によると、航行禁止は、暴風警報が出ると見込まれる場合などで、気象情報を基に判断。


(共同通信)