社会

捕鯨の町、IWC脱退表明歓迎 和歌山、反対活動に不安も

 2016年9月、追い込み網漁でハナゴンドウを捕獲する漁船=和歌山県太地町

 政府が26日、国際捕鯨委員会(IWC)からの脱退を表明したことについて、古式捕鯨発祥の地として知られる和歌山県太地町の三軒一高町長は「捕鯨で生計を立てている国内の漁業者を守るための大きな決断。高く評価したい」と歓迎した。400年以上前から捕鯨の歴史がある同町では、商業捕鯨再開に期待が広がる一方、反捕鯨団体による妨害への不安もある。

 太地町で鯨肉の加工品を販売する男性(66)は「調査捕鯨が妨害を受けた年は鯨肉の在庫が不足した。商業捕鯨が再開されれば仕入れも安定するだろう」と話す。住民女性(73)は「過激な反捕鯨活動が増えるのではないか」と表情を曇らせた。


(共同通信)








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